余白のある住まいが心地いい理由
皆さんこんにちは。
埼玉県を拠点に、
静けさと余白を大切にした住まいづくりをしている
設計事務所ノールアーキテクツです。
お気に入りの家具を置く。
好きなものを飾る。
住まいを考えるとき、私たちはつい
何を置くかに目を向けがちです。
心地よい空間をつくるためには
あえて何も置かない場所をつくることも大切です。
今回は、私たちが住まいづくりで大切にしている
「余白」についてお話しします。
ー 余白は「何もない場所」ではない ー

余白と聞くと、ものが少ない、広々とした空間をイメージするかもしれませんが、
私たちが考える余白は、単にものを置かないことではありません。
窓の向こうまで視線が抜ける場所。
家具と家具の間に生まれる距離。
光が差し込み床や壁に陰影をつくる場所。
人が自然に歩き、立ち止まれる空間。
こうした一見「何もない場所」があることで
住まい全体にゆとりが生まれます。
ー 余白があると好きなものが引き立つ ー

お気に入りの椅子。
旅先で見つけたオブジェ。
季節の花。
長年大切にしている器。
多くのものを並べるのではなく、少し余白を残してみる。
ひとつひとつの輪郭が際立ち、
それまでとは違った見え方をすることがあります。
住まいも、素材の質感や美しく灯る照明、家具の佇まい。
それらを引き立ててくれるのが「余白」です。
何かを足すのではなく
あえて引くものを考える。
それも美しい住まいをつくるための大切な設計だと考えてます。
ー 暮らしの変化を受け止めてくれる ー

住まいは完成した瞬間がゴールではありません。
家族が増えたり、子どもが成長したり、趣味が増えたり。
暮らしは年月とともに少しずつ変化していきます。
最初からすべての場所の使い方を決めてしまうのではなく
少しだけ余白を残しておく。
今は何もない場所が、いつかお気に入りの
椅子を置く場所になるかもしれません。
子どもの遊び場になるかもしれません。
使い方を決めすぎない場所があることで、
住まいはその時々の暮らしに合わせて変化していくことができます。
ー 心にも余白が生まれる住まいを ー

家に帰ったときなんとなく落ち着く。
ソファに座ったとき自然と深呼吸したくなる。
そんな感覚は、広さや豪華さだけで生まれるものではありません。
視界に入るものを少し減らす。
光が落ちる場所をつくる。
窓の外へ視界が抜ける。
何もしない時間を過ごせる場所を残す。
空間に余白があることで、そこに暮らす人の気持ちにも
少しだけ余裕が生まれるのではないでしょうか。
ノールアーキテクツは暮らしの中にそんな「余白」が生まれる住まいを設計していきたいと考えています。
NØR ARCHITECTS
ノールアーキテクツ
埼玉県を拠点に活動する設計事務所。
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